【プラチナファミリー結果】塀の長い家・酒蔵「吉田屋」の珍しい家業&伝統製法はねぎ搾りを徹底解説【8月4日放送】

【プラチナファミリー結果】世界遺産の町にある「塀の長い家」の正体とは?

プラチナファミリー

2026年8月4日(火)放送の『プラチナファミリー&火曜の良純孝太郎 合体SP』(テレビ朝日系)では、華麗なる一族の知られざる素顔に迫る密着企画が放送されました!

今回番組が密着したのは、世界遺産の町で圧倒的な存在感を放つ歴史豊かな「塀の長〜い家」。
大正時代から100年以上の歴史を誇る酒蔵でありながら、日本国内でも数えるほどしか残っていない伝統製法を守り続け、さらに令和の今では失われつつある“もう一つの特別な家業”を営んできた歴史を持つ一族です。

この記事では、番組内で正解が明かされた「塀の長い家」の正体である酒蔵の場所や、珍しい家業の変遷、伝統の酒造りについて詳しくご紹介します!


【正解発表】塀の長い家は長崎県南島原市「はねぎ搾りの酒蔵 吉田屋」!

番組で紹介された「塀の長い家」の正体は、長崎県南島原市有家町にある大正6年(1917年)創業の老舗酒蔵「吉田屋」です!

有家町(ありえちょう)は、世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産が存在する歴史深いエリア。
吉田屋は、この地で代々受け継がれてきた伝統技法を守り、あえて大量生産を行わず年間約90石という少ない数量で一つひとつ丁寧に仕込みを続けている有家町唯一の酒蔵です。

店舗・事業者情報詳細データ
店名(事業者)合資会社 吉田屋(酒蔵 吉田屋)
所在地長崎県南島原市有家町
創業大正6年(1917年)本格創業(歴史は明治・文久期より)
特徴日本国内でも希少な「はねぎ搾り」、花酵母・雲仙伏流水の使用、自家製甘酒・カフェ経営

【珍しい特別な家業】たばこ製造から銀行設立、そして「八千代喫茶」へ繋がる波乱の歴史

酒造りの傍らで代々受け継がれてきた“令和の今では失われつつある珍しい特別な家業”、その歴史的な正体は「たばこ(八千代)の製造販売」でした!

時代の先を見据えた事業展開と地元の発展への貢献

吉田屋の歩みは文久3年(1863年)頃の「蝋(ろう)の絞り」から始まりました。
明治時代に入り、石油の普及によって蝋の需要が落ち込むと、明治7年(1874年)から酒造りを開始。
さらに明治21年(1888年)からは、初代・吉田千代吉が銘柄「八千代」をはじめとするたばこ(煙草)の製造販売業に参入し、大きな財を成しました。

明治39年にたばこが政府専売制となったことで煙草製造は廃業を余儀なくされましたが、初代・千代吉はその資金力を活かして地元の発展に寄与。
地元の「有家銀行」(のちの十八銀行、現・十八親和銀行へと統合)の設立にも深く関与しました。
その後、様々な事業を経て、大正6年(1917年)に本家九代目の吉田千代吉によって、本格的な酒蔵としての歩みが揺るぎないものとなりました。

地域を温かく照らした「八千代喫茶」と「cafe kULa」

終戦後には、当時の当主が「人々がホッとひと息つける場所を」という想いから、かつて手がけていた煙草の銘柄名から取った「八千代喫茶」を母屋の奥座敷でスタート。
雲仙の伏流水を使った水出し珈琲などが振る舞われ、地域の人々に長年親しまれてきました。

その温かい地域愛の歴史は現在、敷地内の古い酒蔵をリノベーションしたカフェ「cafe kULa(クラ)」へと受け継がれ、アンティーク品やバイクが飾られたレトロな空間で自家製甘酒スイーツなどを楽しむことができます。


【伝統製法】全国でも数少ない超希少な「はねぎ搾り」とは?

吉田屋の代名詞とも言えるのが、機械化が進む現代において日本全国でもごくわずかしか残っていない伝統技法「はねぎ搾り(跳ね木搾り)」です。

てこの原理と重石だけでじっくり搾る極上の技

「はねぎ搾り」とは、「はね木」と呼ばれる巨大な丸太の先端に、水の入った重しをたくさん吊り下げて「てこの原理」を利用する伝統的な搾り方です。

機械による強い圧力をかけず、重石の自然な重みだけで時間をかけて優しくもろみを搾り出すため、雑味が混ざらず、お酒本来のまろやかで驚くほどやわらかい味わいに仕上がります。
重労働と熟練の技術を要するため全国的に激減した技法ですが、吉田屋ではこの極上の口当たりを守り続けています。

雲仙の伏流水と自然の花酵母へのこだわり

仕込み水には、名峰・雲仙の伏流水が湧き出る自慢の自家井戸水を使用。
さらに自然の花々から採取した「花酵母」を使った華やかな酒造りや、5代目杜氏が立ち上げた新ブランド「BANG(バン)」など、伝統と挑戦が融合した酒造りが行われています。


【名物】世界に認められた至高の無添加「百年甘酒」

吉田屋を語る上で絶対に外せない名物が、国内外のコンテストで最高峰の評価を獲得している「百年甘酒」です。

  • こだわりの「瓶内糖化」製法:大きなタンクで一括製造するのではなく、瓶1本ずつに米麹と自家井戸水を入れてじっくり発酵させる贅沢な手法を採用。
  • 砂糖不使用の上質な甘み:無添加・ノンアルコールで、お米本来の自然な甘みとスッキリとした飲み口、米麹のつぶ感が魅力。
  • 世界的な受賞歴:2018年の世界大会グランプリをはじめ、国内外のコンテストで高く評価されている逸品です。

カフェ「cafe kULa」では、この百年甘酒を使った特製グリーンカレーやパフェ、季節のかき氷なども味わうことができます。


【まとめ】伝統と温かい歴史が息づく長崎・有家町の至高のスポット

『プラチナファミリー』で紹介された、塀の長い家・世界遺産の町の酒蔵は、長崎県南島原市有家町の「酒蔵 吉田屋」でした。

代々受け継がれてきた伝統の「はねぎ搾り」による旨い酒造りと、たばこ製造から喫茶店・カフェへと繋がる地域に根差した家業の歴史は、まさにプラチナファミリーの名にふさわしい素晴らしいストーリーでした。

世界に誇る「百年甘酒」や歴史ある酒蔵の雰囲気を楽しみたい方は、長崎観光の際にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか!