【謎解きゲーム73】「侍魂の謎」【スキマ時間に挑戦できるクイズ】【たま謎】
【答え】
『武士道』(ぶしどう)
【解説】
イラストは上から「カレー」、「サソリ」、「歯ブラシ」となっています。
一段目は「あ」と「カレー」の「かれ」で「あかれ」、これが『あかみ』に変化しています。
二段目は「さそり」と「ー」で「さそりー」、これが『さらりー』に変化しています。
変化した文字に注目すると、
『れ』→『み』
『そ』→『ら』
となっていることが分かります。
今回の謎は「れ」、「み」、「そ」、「ら」、この4つの文字に共通することがひらめけるかがポイントとなっていました。
「れ」「み」「そ」「ら」に共通することは、音階の音名。
いわゆる「ドレミファソラシド」に含まれる文字となっていました。
改めて見ると一段目は『レ』→『ミ』。
二段目は『ソ』→『ラ』。
となっていて1つ音階が上がっています。
これを踏まえて三段目を見ると、「歯ブラシ」の「ぶらし」と「う」で『ぶらしう』。
『ぶらしう』には音名が2つあるので、2つとも1つ音階を上げると『ぶしどう』となります。
(『ラ』→『シ』、『シ』→『ド』)
【豆知識】
「武士道」という言葉は、実は江戸時代から使われ始めました。
しかし、その精神的な源流は、武士が初めて政権を握った鎌倉時代に深く根ざしています。
鎌倉時代の武士は、戦場で生き抜くための質実剛健な精神や、土地を守り抜く家族への責任感、そして神仏への畏敬の念を重んじました。
これらは、後の武士道における道徳やマナーの基礎となっていきます。
江戸時代に入り、戦乱が収まると、武士たちは単なる戦闘集団から社会の指導者としての役割を担うようになりました。
この変化に伴い、武士の精神はより体系化され、「武士道」として忠義、名誉、礼儀といった道徳や、社会における振る舞いとしてのマナーが重視されるようになったのです。
つまり、「武士道」は、鎌倉時代の実践的な精神を基礎としつつ、江戸時代に社会規範として洗練され、確立されたものだと考えることができるでしょう。
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