【謎解きゲーム63】「努力の賜物の謎」【スキマ時間に挑戦できるクイズ】【たま謎】

2025年5月25日

みなさん、こんにちは!

今回の謎解きゲームは『努力の賜物の謎』です。

 

謎解きゲーム63『努力の賜物の謎』

『4文字の答えは何でしょう?』

 

スクロールするとヒントが表示されます。












■ヒント1『鳥のイラストは「あひる」、その下のイラストは「セーター」となっています』

スクロールするとヒント2が表示されます。












■ヒント2『イラストのヒントから青い枠は「?だ」となり、頭に「な」が付くので、「なみだ」になりそうです…。赤い枠は「る?」となりますが。「なみだ」との関連性を推測してみて下さい。』

※スクロールすると答えが表示されます。












 

【答え】

『かんせい』(完成、慣性、歓声、感性など)

 

【解説】

鳥のイラストは「あひる」、その下のイラストは「セーター」となっています。

これにより、黄色い枠が「あせ」であることから、左の水滴のイラストは「汗」であることが確定します。

判明した文字をまとめると以下となります。

青い枠があるところは、な「?だ」となっていることと、水滴のイラストから「なみだ」であることが想起できます。

これにより、右の水滴のイラストは「涙」であることが予測できます。

そして、赤い枠は「る?」となっていて、涙との関連性を考えると音読みの「るい」が入ると推測できます。

 

赤い枠に「涙」の音読みが入るということは、緑の枠には「汗」の音読みである「かん」が入ると推測できるので、答えは「かんせい」となります。

 

 

 

【豆知識】

今回は「汗」と「涙」の漢字を使った謎でした。

この謎を作るうえで「なみだ」の漢字を調べたところ、一般的に「なみだ」には3つの漢字がありました。

それが「涙」「泪」「涕」の3つです。

これらの漢字には、それぞれ異なるニュアンスがあります。

 

【最も一般的なのは「涙」】

私たちが日常的に「なみだ」と聞いて真っ先に思い浮かべるのは、おそらく「涙」ではないでしょうか。

この漢字は、まさに感情によって流れる眼液をストレートに表現しており、最も一般的な「なみだ」の漢字として定着しています。

「涙」

・音読み:ルイ

・訓読み:なみだ

「涙」は、喜びや悲しみ、感動など、あらゆる感情から生まれる「なみだ」を包括的に表現できるため、最も汎用性が高く、現代社会において頻繁に使われています。

常用漢字であることも、その普及を後押ししていると言えるでしょう。

 

【「泪」は「涙」の異体字】

小説や詩歌などを読んでいると、「なみだ」を「泪」と表記している場面に出くわすことがあります。

「泪」は「涙」と同じ意味を持つ漢字ですが、実は「涙」の異体字にあたります。

「泪」

・音読み:ルイ

・訓読み:なみだ

「泪」は、文字の成り立ちから見ると「目」から「水」が流れる様子を表しており、より直接的に「なみだ」を表現しています。

文学作品で用いられた経緯があり、現在でも「涙」とは異なる、どこか文学的で繊細なニュアンスを表現したいときに使われることがあります。

 

【「涕」は多義性がある漢字】

「なみだ」と読む漢字の中でも、少し特殊な立ち位置にあるのが「涕」です。

この漢字は確かに「なみだ」と読むことが可能ですが、その意味はそれだけにとどまりません。

実は、「鼻水(はなみず)」や「泣く」という意味合いも持ち合わせる、非常に多義的な漢字となっています。

「涕」

音読み:テイ

訓読み:なみだ、なく

以下のような熟語でその意味合いが明確になります。

・涕洟(ていい): 「涙と鼻水」の両方を指します。

・涕泗(ていし): こちらも「涙と鼻汁(鼻水)」を意味します。

・涕泣(ていきゅう): 激しく泣くことを指します。

これらの熟語からわかるように、「涕」は単に「なみだ」を指すだけでなく、感情が激しく揺さぶられ、涙と同時に鼻水も流れ出すような、より生々しい生理現象を表現する際に使われます。