【王様のブランチ】広瀬すずが語る『遠い山なみの光』撮影裏話!二階堂ふみも驚愕の役作りと苦悩

【王様のブランチ】広瀬すず&二階堂ふみ&吉田羊が語る『遠い山なみの光』撮影裏話!キャストが明かした驚きのエピソードとは?

広瀬すず「憧れです」二階堂ふみと共演!映画『遠い山なみの光』がカズオ・イシグロ作品をどう映像化したか

2025年9月6日(土)放送の『王様のブランチ』(TBS系)に、大ヒット公開中の映画『遠い山なみの光』から、広瀬すずさん、二階堂ふみさん、吉田羊さんの豪華キャスト陣が登場!ノーベル文学賞受賞作家カズオ・イシグロ氏の長編デビュー作を映画化した本作の、見どころや撮影にまつわる貴重なエピソードを語ってくれました。

 


大絶賛のカンヌ国際映画祭!吉田羊が語るスタンディングオベーションの感動

完成した作品について、二階堂ふみさんは「現場が本当に丁寧に一つ一つ作っていて、それが全て映画に出ていると思った」と語り、細部までこだわり抜いた撮影の様子を明かしました。特に、カンヌ国際映画祭での大絶賛ぶりは大きな話題となりました。

吉田羊さんは、上映後の感動的な瞬間を振り返り、「スタンディングオベーションで皆さんが拍手してくれた景色は一生忘れない」と、万雷の拍手を浴びた当時の興奮を語ってくれました。世界で認められた作品のクオリティに、改めて期待が高まります。

 


広瀬すず&二階堂ふみが語る、役作りの苦悩と裏側

1950年代の女性という、時代設定のある役柄。キャスト陣はどのように役と向き合ったのでしょうか。

広瀬すずさんは、自身が演じた悦子について「悲しみという部分をどう表現すればいいか」が難しかったと吐露。しかし、監督から「希望だけは信じて、真っすぐな悦子を演じてほしい」という言葉をもらい、フラットに純粋に演じることを心掛けたと言います。また、長崎弁のアドリブでは思わず黙ってしまうほど難しかった、という苦労話も披露してくれました。

二階堂ふみさんは、台本を受け取った段階で「難しいな」と感じたものの、単なるキャラクター性だけでなく、「当時生きていた女性がどういったものをみて、どういった社会性の中で生きていたか」を大事にしたいと語り、当時の資料やドキュメンタリーを見て役作りに励んだことを明かしました。

また、広瀬さんが十代の頃から「憧れの女優」として二階堂さんの名前を挙げていたことが明かされると、二階堂さんが照れる微笑ましい一幕も。二階堂さんも、広瀬さんのことを「どっしりとした頼もしい人」と表現し、撮影現場での信頼関係がうかがえました。

 


クイズコーナーで明かされた、キャストたちの素顔

番組のクイズコーナーでは、キャストの意外な一面が明らかになりました。

  • 吉田羊さんのストイックな特訓
    英語で演じるシーンのために、なんと「1か月イギリスでホームステイ」したというから驚きです。そのプロ意識の高さに、スタジオからも感嘆の声が上がりました。
  • 二階堂ふみさんの優しさ
    映画に登場する子猫たちに、撮影時に「1匹1匹に名前をつけた」という心温まるエピソード。彼女ならではの優しい気遣いが伝わってきます。
  • 広瀬すずさんのチャーミングな失敗談
    夫役の松下洸平さんとのシーンで、ネクタイを結ぶ際に「短くしすぎてしまった」という微笑ましい失敗談。完璧な演技の裏にある、チャーミングな素顔が垣間見えました。

これらのエピソードは、キャストがどれほどこの作品に真摯に向き合っていたかを物語っています。