【イッテQ 10月カレンダー】オーシャンズ金子「マンタトレイン」の撮影は成功?幻の求愛レースの結果と奇跡の写真!

【イッテQ】オーシャンズ金子「マンタトレイン」の撮影は成功?幻の求愛レースの結果とカレンダー採用写真

【カレンダー企画】イッテQ「オーシャンズ金子」が世界一の写真家と共演!撮影成功or失敗、その結末は?

10月26日(日)に放送された「世界の果てまでイッテQ!」は、『オーシャンズ金子 カレンダープロジェクト』を放送。今回は金子貴俊さんが、日本が世界に誇る海、沖縄県の八重山諸島を舞台に、幻の光景「マンタトレイン」の撮影に挑みました。

列車のように連なって泳ぐ大迫力の求愛レースは、果たしてカメラに収めることができたのでしょうか?

3日間にわたる大追跡の結果と、カレンダーに採用された奇跡の一枚を振り返ります。

 

幻の「マンタトレイン」とは?撮影に挑んだ八重山諸島の海

今回のターゲットである「マンタトレイン」は、1匹のメスのマンタを、無数のオスが列車のように一列になって追いかけるという、海中における大迫力の求愛レースです。その迫力ある姿を写真に収めるには、最低でも5匹以上の隊列が必要です。

撮影の舞台となったのは、世界屈指のマンタスポットである沖縄の八重山諸島。金子さんは、ダイビングの体力的な限界である1日3回という制限の中で、連日ポイントを移動しながらマンタの群れを追い続けました。


3日間の大追跡!マンタトレイン撮影の全記録

1日目:ヨナラ水道、西表島沖… マンタの姿は見えず

初日は、西表島と小浜島の間にあるヨナラ水道、そして西表島の北東にあるポイントを潜りましたが、マンタトレインどころか、マンタ自体の姿を見ることはできませんでした。

 

2日目:濁る海と2匹のマンタ

2日目のヨナラ水道は、海流が濁り透明度が最悪に。しばらく陸でのロケを挟んだ後、再び潜ったポイントでは2匹のマンタを確認できましたが、大迫力の「トレイン」には程遠い状態でした。

 

3日目:世界一の写真家と3匹の連なり

勝負の3日目、世界一の水中写真家・高橋怜子さんと合流し、撮影は新たな局面に。しかし、1本目のヨナラ水道では1匹、2本目の石垣島・川平エリアでは4匹が現れたものの、隊列は組まず。ついに最後のチャンス、西表島北東の野原曽根へ移動しました。

ここで、ついに3匹のマンタが連なって泳ぐ姿を捉えることに成功!「マンタトレイン」の一端を捉えましたが、5匹以上という目標には届かず、3匹が最大となりました。

 


撮影成功?失敗?カレンダー採用を勝ち取った奇跡の一枚

結果として、5匹以上の大迫力の「マンタトレイン」の撮影は、今回は成功とはなりませんでした。 しかし、今回の10月カレンダーに採用された写真は、別の意味で「奇跡の一枚」となりました。

【10月カレンダー採用写真】
撮影者:世界一の水中写真家・高橋怜子さん
写真の内容:サンゴと小魚が彩る楽園を泳ぐ2匹のマンタ。その美しい光景を金子貴俊さんが見守っている姿を捉えた、幻想的で芸術性の高い一枚。

マンタトレインという目標は達成できなかったものの、その海域の生命力と美しさを伝える、個展に展示できるレベルと称された素晴らしい写真が選ばれました。オーシャンズ金子の挑戦を追い続けた世界的な写真家の感性と技術が、最終的にカレンダープロジェクトを成功に導いた形です。