【水ダウ】ツッコミ芸人説!きしたかの高野に仕掛けられた“地獄”の結末とは?

『水ダウ』ツッコミ芸人、常にツッコミのスイッチ入ってる説 第3弾!

9月24日(水)放送の『水曜日のダウンタウン』では、大人気企画「ツッコミ芸人、日常生活でも常にツッコミのスイッチ入ってる説」の第3弾が放送されました。今回の挑戦者は、東京ホテイソンたけるさん銀シャリ橋本さん、そしてきしたかの高野さんの3名。彼らの日常に仕掛けられた不自然なツッコミポイントに、プロのツッコミ魂は反応するのでしょうか?


【挑戦者①】東京ホテイソンたける:驚異のツッコミ力で9ポイント獲得

ツッコミ界の新世代エース、東京ホテイソンたけるさんは、今回も抜群のツッコミセンスを発揮しました。用意された10個の仕掛けのうち、見事に9個にツッコミを入れ、高得点を叩き出します。

仕掛けられたツッコミポイントには、「ラヴィット!のCM中に太田・近藤夫妻がイチャついている」や、

「ケータリングが大量の1種類」、「タクシーの無線が耳慣れない言語」などがありました。

しかし、唯一見破れなかったのが、最後の仕掛け。お笑いコンビ「モエヤン」の池辺さんが、普通の服で一日中近くにいるというものでした。全身タイツのイメージが強いモエヤンだけに、完全に周囲に溶け込んだ池辺さんには、さすがのたけるさんも気づくことができませんでした。ネタバラシをされると、

「モエヤン?いや分かる訳ないだろ!」と的確なツッコミを放ちました。

 


【挑戦者②】銀シャリ橋本:キレキレのツッコミ炸裂も、最後の最後で…

銀シャリ橋本さんも、期待を裏切らないキレのあるツッコミで快進撃を続けます。こちらも10個の仕掛けのうち、9個に瞬時に反応しました。

仕掛けられたツッコミポイントには、「肩書きがディレクターではなくディフェンダーになっている」ことや、「楽屋がトイレの個室になっている」こと、「ファンの人が空調服の方のファンの人」だったこと、「本物のネズミを扱ったネズミ講」などがありました。

しかし、最後に用意された、グラビアアイドルの湊みそらさんの水着が「とにかく明るい安村柄のビキニ」という仕掛けには気づくことができませんでした。一緒に撮影を行うという状況に「どいうこと?」と戸惑うだけで、核心には触れられず。ネタバラシ後に「わかるわけない!」と的確なツッコミを放ち、プロのツッコミ魂を見せつけました。

 


【挑戦者③】きしたかの高野:地獄の展開!何も仕掛けないという企画の闇

そして、今回の放送で最も衝撃的だったのが、きしたかの高野さんです。彼には、なんと何一つツッコミポイントが仕掛けられていないという、史上最も過酷なドッキリが仕掛けられました。

「一日中どこかにツッコミポイントを仕掛けた」と伝えられた高野さんは、疑心暗鬼になりながら、一日中アンテナを張り巡らせることに。「分かんない」「頑張れ頑張れ」と自分を励ましながら、次第に精神的に追い詰められていきます。

ニセの商店街ロケが始まると、彼は何もない状況に耐えきれず、単なる看板や店の佇まい、果ては売れない歌手「レイモンド鍵ヤ」のポスターにまでツッコミを入れ始めます。

スタジオで見ていた、おぎやはぎ矢作さんが「ツッコミって何もないと悪口しかない」と評したように、最終的にはただ商店街の粗探しをして終わるという、過酷すぎる結末を迎えました。

 


まとめ:『水ダウ』が証明した、ツッコミ芸人の業と真髄

今回の企画が証明したのは、「ツッコミ」とはボケがあって初めて成立するものであるという、至極当然ながらも残酷な真実でした。何も仕掛けないという「無」の恐怖に追い込まれた高野さんが、やがて粗探しと悪口を始める姿は、視聴者の笑いを誘う一方で、芸人という仕事の厳しさと滑稽さを同時に描き出しました。特に高野さんが見せた「何もなさすぎる地獄」は、企画の闇と笑いが同居する稀有な試みでした。