【Qさま!!】「日本のスゴい国宝」トップ10の結果!1位はやはりあの名城!

【Qさま!!】歴史のプロが本気で選んだ!「日本のスゴい国宝ランキングBEST10」全結果&感動の理由

阿修羅像、正倉院、そして姫路城…『Qさま!!』国宝ランキングから学ぶ日本の美と歴史の真髄

2025年10月20日(月)にテレビ朝日系で放送された『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』は、記念すべき放送500回SP!今回は「日本のスゴい国宝ランキングBEST10から出題SP!!」と題し、日本全国に1000点以上存在する国宝の中から、選りすぐりの逸品がクイズのテーマとなりました。

この記事では、歴史のプロが「一度は見てみたい」と太鼓判を押した、垂涎の国宝ばかりが並ぶランキングの結果を、振り返っていきます。専門家が何を基準に選んだのか、その「スゴい」理由を深掘りすることで、国宝鑑賞がさらに奥深いものになるはずです。


歴史のプロが選定!『一度は見てみたい日本のスゴい国宝ランキングBEST10』完全公開

日本の宝とも言える国宝の中で、専門家が選んだトップ10を見ていきましょう。

  1. 姫路城
  2. 正倉院
  3. 阿修羅像
  4. 金印
  5. 松本城
  6. 源氏物語絵巻
  7. 鳥獣人物戯画
  8. 洛中洛外図屏風
  9. 風神雷神図屏風
  10. 東大寺の大仏様

上位国宝の「スゴい」を深掘り解説

数ある国宝の中で、特に上位を占めた国宝たち。その選定理由となった、圧倒的な歴史的・芸術的価値に迫ります。

第3位:興福寺 阿修羅像

1951年に国宝に指定された、奈良・興福寺の阿修羅像。奈良時代の734年に制作されたとされ、その繊細かつ複雑な表情、憂いを帯びた姿は、仏像の最高傑作の1つと評されています。三面六臂(3つの顔と6本の腕)という異形の姿でありながら、見る者に深い感動を与える静謐な美しさが、プロの評価を押し上げました。

第2位:正倉院

奈良県奈良市の東大寺に隣接する正倉院は、ランキングの中でも特殊な存在です。建物そのものが国宝でありながら、中には皇室ゆかりの宝物など、約9000点もの貴重な品々が、1000年以上もの長きにわたり所蔵されてきました。世界的に見ても稀有な「宝物のタイムカプセル」であり、当時の国際色豊かな文化を示す資料の宝庫であることが、揺るぎない2位の理由です。

第1位:姫路城

堂々の1位は、姫路城。兵庫県姫路市にそびえ立つこの名城は、江戸時代初期に建てられた天守や櫓(やぐら)などの主要建築物が現存している、極めて貴重な文化財です。「白鷺城(しらさぎじょう)」の愛称で親しまれるその優美な姿と、優れた防御システムを兼ね備えた構造は、日本の城郭建築の最高峰とされています。国宝指定だけでなく、日本初の世界文化遺産としても登録されており、その価値は国内外で不動のものとなっています。


まとめ:国宝を通して見つめ直す日本の歴史と美

『Qさま!!』のランキングは、単なる人気投票ではなく、日本の歴史、芸術、技術の粋を集めた国宝の重要性を改めて認識させてくれました。

現存する最古の木造建築から、稀代の絵師による美術品、そして圧倒的なスケールを誇る城郭まで。これらの国宝は、私たちが住む日本の過去と現在をつなぐかけがえのない宝です。このランキングを参考に、ぜひ一度、実際にこれらの国宝を訪ね、その圧倒的な迫力と美を体感してみてはいかがでしょうか。